エンジンは、爆発しないと進まない。人も同じ。情熱を爆発させないと先には進めない。

インテークマニホールドというんですが、エンジン内部に空気を送り込む吸気系の部品の設計をしています。CATIAという3次元CADソフトを使ってモデルをつくったり、図面をつくったりしているんですけど、そうですね、年間100以上の図面は描きますね。

栗原 亜友美よく思うんですが、エンジンって人間と似ているなって思うんです。吸気系って人間で言うと肺じゃないですか。
ピストン系が心臓だとすれば、肺は心臓に新鮮な空気を送り込む大切な器官。内燃機関は、空気を送り込んで、爆発させて、出して、また空気を送り続けるというサイクルで動いている。そういう意味では、吸気系はエンジンにとって欠くことのできない重要なパーツ。

それに吸気系って、音とか振動とか燃費や馬力に相当影響があるので、何度も何度も試作をつくって、いかに吸気効率を高めながら音や振動を抑えることができるか、いろいろ解析しながら進めて行かなければならないんです。そういう日々の試行錯誤のなかで、満足のいく部品を生み出せたときなんかは、もう感動というか、達成感というか、ああ自分もようやく爆発できたなと感じますね。
栗原 亜友美爆発しないと進まない。それは、人も同じ。情熱を爆発させないと仕事も何ごとも先に進まないんじゃないか思う。自分自身のなかにつくる楽しみだったりとか燃えるものがないと、開発もただつくるだけになってしまうし、やっぱりそういう熱い考えかたは大事だと思う。
ただ空気を取り込むためだけの部品だけど、クルマの性能の良し悪しを決める大切なパーツ。吸気系をまかされてまだほんの数年だけど、いまは結構極めてみちゃおうかなってという気持ちでいます。

夢は、まずは自分の設計した最高の吸気システムを搭載したクルマに乗ること。
それから、自分の研究のためにもフェラーリはもちろんありとあらゆる名車をことごとく乗りつくしてみたいですね。
欲がでっかくなくちゃ、才能も技術もでっかくなれないし…。
これからが、ほんとうの腕の見せどころですね。

社員が語る「ぶっちゃけトーク」

佐藤 昭彦 (株)SUBARU 出向 エンジン評価実験担当高橋 昌也 西東京技術センター 元:エンジン設計担当栗原 亜友美 本社 人材開発室 元:エンジン設計担当勝又 航太 新日空サービス(株)出向 施工管理担当木村 泰樹 オートモーティブエナジーサプライ (株)出向 電気自動車バッテリー開発担当